西表島における帰化植物の研究

今日の瀬戸口研究室のゼミで、今年M1の先輩の研究方針が発表された。この研究室では植物の形質や種分化について研究する人たちばかりで、もしかしたらここは俺のいる場所ではないのか?とか思っていたからこの研究方針にはかなり惹かれた。研究内容も、わざと作ったギャップにおける帰化植物の進出や完全に帰化植物を除く方法、進入経路の調査などだ。1回生の頃のポケットゼミで芦生の演習林に行った時のことを思い出す。あのときは原生林の力を強く信じる教授と雑草の強さを誇る研究員の二人の先生が連れて行ってくれ、広い考え方ができるようになった。今回の発表者は上賀茂にあるという新しい研究所の研究にまぜてもらう形でこのテーマを発表していたが、ギャップにまつわる研究や生態系保護に関する研究をここでもさしてくれるかもしれない。