先生と雑談。

「人間が行動を起こすには『利』と『理』の二つの『り』が必要」


司馬遼太郎の小説の中で登場人物に言わせている言葉だそうな。
儲かることが分かればみんな「利」を求めて積極的にその業界をもり立てるだろう。
環境問題を「理」の側から突き詰め、それを「利」と結びつけることができれば、例えば今から貪欲に豊かになろうとしている中国やインドにおける環境破壊の歯止めになるかもしれない。


まさかこんな話を先生とできるとは思わなかった。
研究者や一般企業、政治家ではできないことを目指せる。
そう信じたからこーゆー業界に就職することになった。


そんな立場の業界や人間の必要性を研究者の立場から考えている人もいっぱいいるんじゃないか。
かりに少なくても、その必要性を説ける人間になりたいと改めて思った。