芦生一周

ワンダーホーゲルの友人に「険しい」と言わせしめるに十分なしんどさだった。


CANON iMAGE GATEWAY


一連の写真の中の銀マットが落ちちゃってるとこはクリフハンガーで必死に渡ってたのだが、足場も手も持つところが無くなってプルプルしちゃうわ、上から巻いていこうとした友人は滑落して谷に落ちかけるわ…
これで雨が降ってたらと思うとぞっとする。


谷でよく鹿が死んでいるけど、これは冬に雪山をおりてしまった鹿が登れなくなって死ぬらしい。
雪解けとともにあちこち崩落していて、ただでさえ雪で道が無くなってたりしてたのに何度も道に迷っていた気がする。


山は怖いよ…


でもイワウチワの群落なんかのきれいな植物、新緑とタムシバと杉とツツジが入り交じった景色、カジカガエルの口笛みたいな鳴き声なんかはこーゆーとこに来ないと感じられないものだったんだろう。
価値ある旅だったと思う。