はてなブックマーク

ソーシャルブックマークの存在を教えてくれ,その有用性を説いてくれたText Ocean氏なのだが,どうもはてなブックマークには納得いかない様子。はてなブックマークはまだ使ってみたことは無かったが、かなり辛口でこきおろしてたので何が違うのか試してみた。はてなブックマークと比較してみたのは、これまた同サイトでご推薦のあったSpurl。英語だけどそんなに難しいことは言ってないし、すぐに登録して使えた。
ということで簡単ながら感想を交えながら比較した結果を。


両方ともブックマークレットで簡単に登録できちゃうが,Spurlの方はタグやカテゴリ分けが細かく設定でき,検索性もはてなのものと比べると段違いに使いやすいものだと感じた。日本語環境もそのうち整うということなので,かなり期待できそう。Folksonomyについても記事にある通りで、自分でキーワードをつけて整理するということがソーシャルブックマークには重要だと言うことが、ちょっと使ってみただけだけどよくわかった。これから長く愛用していくことを考えると,はてなブックマークにはまず備えないといけない機能が足りないんじゃないか,というのが率直な感想。
でははてなブックマークは全然駄目かと言うと,はてなキーワードでのつながりからネットサーフィンを楽しめるという点で将来性はあると思う。正直な話自分と同じ趣味の人や同じテーマに興味を持った人をわざわざ検索して捜すようなまねはしないんじゃないだろうか?俺がものぐさなだけ?キーワードの編集や日記の中に偶然現われたキーワードやおとなり日記なんかから知り合える機会を提供できているという点で、はてなは優れたサービスだと感じている。はてなの有料な部分があるということから、ブックマークに登録したサイトの記事を引っこ抜くのが問題だという指摘もあったが,現在有料なのはアクセス解析カウンターだとかアンテナの拡張だとか、ほんとに一部の機能だけ。俺ははてなダイアリーはてなアンテナはてなフォトライフと全て無料で使っている。問題となるほどのことでもないんじゃないかな。


Text Ocean氏はソーシャルブックマークに限らず現在のブログ環境を含めたwebの情報全般について深い知識を持ち,将来についても鋭い考察ができる人物であることは記事を読ませていただいて常々感じています。しかし,例えば「こき下ろすためのベータ」という言葉もありましたが,もう少し言葉を選んた方がいいのではないでしょうか?はてなを愛用する人間からすれば少々棘が痛いです。人を不快にさせるために記事を書いたわけでもないでしょうから。


コメントに書いたりメールを送ったりする人々についても言えるけど、顔が見えないってのはその人が思っている以上に凶暴な行動を導く傾向にあるし、意思と反して凶暴に見えることもあるだろう。自分にも注意がいることだと再確認。今年の目標は「言葉を大切にする」だったはず。注意していこう。


<追記>
書いた早々に記事にて反応していただきました。
今回のことでホントのSBMのスゴさを知った気がする。
でもまだとっかかり。
しばらく使っていろいろ考えてみたい。
はてなも会社は小規模でもやってることは広く知られるようになったのだろう。同時に新しいサービス、広報にはより一層の注意を払う必要があるのかもしれない。
とりあえず「国内初のSBM」ってのは二重の意味で間違っていそう。
要注意。
はてなブックマークの今後の展開を知るためにとりあえず「はてなブックマーク日記」をアンテナに登録。