RIAA、違法ファイル交換で数千人提訴へ

いつかはこうなるんじゃないかと思っていたが…ZDNNより

 全米レコード協会(RIAA)は、オンラインで楽曲を交換している個人に関して証拠を収集し、数千人を相手取った著作権侵害訴訟を起こす意向だと表明した。
RIAAは、P2Pネットワーク経由で「大量の」楽曲を提供している個人を標的として、6月26日から大掛かりなキャンペーンを開始するとしている。
RIAAのケアリー・シャーマン理事は「われわれが証拠収集に着手すれば、不特定多数向けに楽曲を不法に提供し続けている個人は誰であれ、民事訴訟の形で法的行動を起こされる危険を冒すことになる。法を犯した者は多額の支払いを迫られるとともに、刑罰の対象となる可能性もある」との談話を発表した。
RIAAP2Pネットワークの公的ディレクトリを調べ、交換されているファイルとユーザーが利用しているインターネットサービスプロバイダーISP)を突き止めるとしている。その後ISPに対して個人の身元情報開示を求める召喚状を送付。早ければ8月にも第一陣の提訴に持ち込む見通しだ。
RIAAはここ数カ月でファイル交換者追及の姿勢を強めているが、実際に音楽を交換している人物を相手取って訴訟を起こす取り組みとしてはこれまでで最も大掛かりなものとなる。